チベット恐るべし!

チベットのもともとのイメージは、チベット仏教という宗教と信仰と密接な関係を持っていて、それも密教でなんだかわかりにくくて、精神的な深い部分に関わってくるので、僕にとっては恐ろしいイメージだった。一時のオウム真理教などの騒動もあって、僕と同じではないが、違和感を持ったひと、今もそういう人は多いのではないだろうか?


 昨年11月のダライラマ法王来日講演で、『慈悲の心』という演題の講和を聞いた。講和全体は素晴らしいもので、ノーベル平和賞をもらった偉大な宗教家というより、人間的に親しみやすく、やさしさとユーモアに満ち溢れた普通のおじいさんに見えたこと。そう思わせること自体、法王が非凡であることに間違いないが。


 印象に残った話は、『慈悲の心』のベースには、人間は赤ちゃん、子供の頃に母親の愛情を十分に受ける必要があると法王が述べられていたこと。そして、質疑応答で稚拙な会場からの質問に、その人のいい足りなかった部分まで網羅した素晴らしい応答に感嘆した。この講演は、今年の春に書籍になるようなので、購入する。この講演の話は、これからもちょくちょくする予定。


 いまでも母親と話していて、自分の生活全般に否定的な話をされると、いつも自分は母親に愛されていない、嫌われている、望まれた子供ではなかった、という感情が湧き上がっていて、それが、他の人への怒りや、弱虫であることを隠したり、自分が小さくて色黒であること(小学生のときは、チビクロサンボといわれていじめられた)劣等感を補うために、人と変わった事(アウトローもそのひとつの表現)をすることを選んできただろう。


 チベットが近づいてくるたびに、自分の触られたくない部分が、どんどんさらけ出される。同時にピュアな部分、勇気や冒険心が湧き出てくる。自分のガードが上がったり、下がったり。


 プー・プロジェクトを立ち上げた。今日は、記念すべき第1回目のミーティングを会社で行う。プーとは、チベット語で、能力のある人という意味です。スタッフみんなで、快適な職場空間で働くこと、クリエイティブな人があつまるスペースをつくること、そして、その実現の目玉として、インターネットカフェを職場に作ることを提案する。


 このボーダーフリープロジェクトと共に、弱虫のアベッチが、自由と楽しさの源になって、豊かな表現活動のスペースに作り出したい。


 ぜひ、『チベットを楽しもう』の掲示板に、あなたの中のチベットの印象、イメージ、チベットについて知っていること、知りたいことを書き込んでください、それを撮影して、配信したいと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (48)